腸は栄養分を吸収するだけでなく、生体防御の最前線です。
「健腸長寿」、つまり腸を丈夫にすることが、
健康で長生き、「アンチエイジング-長寿」につながるのです。
腸は、食べものだけでなく、
細菌など外界から侵入する異物に絶えずさらされています。
そのため腸には、身体を守るための防御機能が張り巡らされています。

皆さん、ご存じでしたか?

●腸管には、免疫細胞が集中しています。

1.口
食べもの、病原菌が体内に侵入します。

2.胃
食道を通ってきた食べものは、胃液によって消化されます。
胃酸には強い殺菌力があります。

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3.十二指腸
食べものは、胆汁や膵液と混ざって、さらに消化されて小腸に送られます。
胆汁にも強い殺菌力があります。

4.小腸
消化と栄養分の吸収が行われます。
乳酸菌などの有用菌が有害菌の増殖を防ぎ、有害物質の生成を抑えます。

5.大腸
水分が吸収され、便をつくります。
有用菌が有害菌の増殖や有害物質の生成を抑えます。

腸は、外敵から身体を守る「人体最大の免疫器官」
腸には、身体全体の免疫細胞の半数以上が集まり、
外から侵入する「細菌」や「ウイルス」を撃退しています。


●腸に住む細菌と私たちの健康

私たちの腸には、たくさんの種類の細菌が生息しています。
種類は数百種類にも及び、これらの集団を「腸内フローラ」と呼びます。
腸内フローラを形成する腸内細菌には、
乳酸菌やビフィズス菌などの有用菌、黄色ブドウ球菌などの有害菌、
どちらにも区別できない大腸菌などがあります。

私たちが「アンチエイジング-長寿」を実現するためには、
有用菌が有害菌を抑えて、腸内フローラが一定のバランスに
維持されていることが必要になります。

別の言い方をすれば、腸内フローラのバランスがくずれ、
有用菌が減り有害菌が増えると、健康がむしばまれ、
病気になると考えられています。

腸内細菌の画像はこちらをご覧ください。



●腸内フローラのバランスがくずれる要因

私たちが、「アンチエイジング-長寿」を実現するためには、
腸内フローラのバランスを維持することが重要です。
腸内フローラのバランスがくずれる要因としては、
次のようなものがあります。

1.加齢
加齢とともに、腸内フローラに変化します。
ビフィズス菌などの有害菌が減少し、有害菌が増加します。

2.抗生物質の投与
抗生物質を服用した場合には、抗生物質に弱い菌が死滅し、
強い菌が異常に増殖する場合があります。

3.食中毒
腐食したものなどを食べて、食中毒菌が腸内で増殖し、
毒素が産生されたりすると、腸粘膜が破壊され、
下痢を起こし、腸内フローラのバランスが大きくくずれます。

4.ストレス・過労
ストレスが数ヶ月にわたり継続した場合、腸内の有用菌が減少し、
有害菌が増殖したという研究報告があります。
このことからもストレスが健康にいかに悪影響を与えるかがわかります。
こちらの記事も参考にしてください。 

5.暴飲暴食、かたよった食生活
高タンパク、高脂肪の食品をとりつづけると、腸内の有用菌が減少し、
有害菌が増殖したという研究報告があります。
このことからも食生活が、「アンチエイジング-長寿」に、
いかに重要かがわかります。
こちらの記事も参考にしてください。

サントリーウエルネスオンライン

●生きて腸にとどく「プロバイオティクス」

普通の乳酸菌は、飲用しても胃にとどいた時点で、
胃酸などの作用により、その多くが死滅してしまいます。
有用菌として、腸内フローラのバランスを保つためには、
腸まで生きたままとどく必要があります。

最近、「プロバイオティクス」という言葉をよく聞きませんか?

プロバイオティクスとは、

「腸内フローラのバランスを改善することにより、
宿主に有益な作用をもたらす生きた微生物」

と定義されています。
プロバイオティクスは、腸まで生きてとどく微生物なのです。
この代表的な有用菌として、
ラクトバチルスビフィドバクテリウムなどが知られています。

これらプロバイオティクスを含有する食品として、
ヨーグルトや日本に数多くある発酵食品の摂取が、
「アンチエイジング-長寿」を可能にするものとして、
大変注目され始めています。

プロバイオティクスの活用により、
「有用菌を増やし、有害菌を減らす効果」、
「免疫力を高める効果」などの研究報告が次々に発表されています。。

ヨーグルトや日本に古くから伝わる様々な発酵食品を日常生活に取り入れ、
自然に逆らわない若返り、健やかな長寿を実現させましょう。

「第13回21世紀の食と健康フォーラム開催」の記事もご覧ください。

プロバイオティクス関連商品の一覧はこちらをご覧ください。

 
記は、代表的なプロバイオティクスである「ラクトパチルス」を
含有する乳酸菌サプリです。↓↓


 
↓オススメ書籍です。さらに興味を掘り下げたい方には参考になると思います↓。

腸をダメにする習慣、鍛える習慣 ~腸内細菌を育てて免疫力を上げる30の方法~ (ワニブックスPLUS新書)

 

脳はバカ、腸はかしこい

 

乳酸菌生活は医者いらず

 
【参考電子書籍】


腸寿 長寿な腸になる77の習慣
 

超善玉ホルモン「アディポネクチン」で健康長寿になる

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