ある女流詩人の詩part.5「虫たちの眼」/フラワーエッセンス「花の癒し力」

part.1から、地方の書店で見つけた詩集から
「野口清子」という詩人の花や自然をテーマにした
作品を紹介しています。

part.5、5作目の今日は、花からは少しテーマが外れ、
「虫たちの眼」という作品を引用し、
ご紹介してみます。

秋の一日、作者は畑作業に勤しむ時、
土を掘り起こすたびに、現れる様々な生きもの。
その眼を通して、
現代の世の中に警鐘を与えているように思えます。

30年くらい前の作品と思われますが、
東日本大震災による原発事故に苦しみから
まだ逃れられない、
まさに、そんな現代日本を予見するような、

科学は進歩しても、結局、人間は30年間、
進歩していなかったのかも知れないと、

この作品を読んで、
虫たちの眼を通して考えさせられました。

●ある女流詩人の詩「虫たちの眼」

では、少し長いですが、おつき合いください。

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虫たちの眼

まことは旅立ち
ひとしは学校
私は私で
秋の日 サンサンと 野菜の種まき

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地球の一角を
ざっくりと掘り起こす
すると ちぎれたみみず
こおろぎ むかで わらじむし

ねむりをさまされた くわがたの幼虫
蜂の巣 なめくじ 蛙まで
いっせいに ワラワラ ガヤガヤ

あわてふためき
泥をかけて眠らせる

何億年かけて 生きのびてきた
地中家族の 昆虫たち
タルボサウルスやイグアナドンや
グライダーのような翼を持ったソルデスが
空を飛んだ時代から

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地球の地殻の変動か
亜熱帯から 氷河期へ
彼らが忽然と姿を消し
ひとつの生命も残さず
息絶えた その時も
空中飛び 地中にもぐり
生きつづけてきた うすばかげろう
蟻 ごきぶりたち

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大地にタールを流し
空に林立する コンクリートのビルを建て
原爆で 地上の生命を焼きつくし
その上水素爆弾をつくるという人間どもを
見ている
たくさんの虫たちの眼

(野口清子詩集「磐梯山系」 鳥影社より)

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今日の作品、「虫たちの眼」は、いかがだったでしょうか?

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「孫子の兵法」は、現代社会でも通用するなどと聞きますが、
この作品からも古さは感じられないと思いました。

ところで、下の写真、何の花かわかりますか?
色も形も幾何学的で、なかなか美しいと思いませんか?

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じつは今、私の畑で咲いているジャガイモの花です。

畑作業をするたびに、たくさんの「虫たちの眼」
と出会います。

●フラワーエッセンス「花の癒し力」

ジャガイモの花でもそうですが、
花には、いのちを優しくつつみ、
また、人の心を揺さぶり、生きる力を与えてくれる、
秘めた力があるように思えてなりません。

本来、花々は視覚的に美しく、
私たちを癒やしてくれるものです。

こうした花々から得られる
「フラワーエッセンス」は、
花のもつエネルギーによって、心のバランスを回復させ、
癒しへと導き、内面からの美しさを引き出してくれるも
のです。


DTWフラワーエッセンス フォーミュラ ファシネーション【女性の輝きを取り戻したい貴女に】

皆さんも、季節の植物や花々を楽しんでみてください。

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